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地下資源

情報基準日:2026-08-26 / 10本の資料

金・ニッケル・銅・レアアースと鉱業政策
フィリピンの地下資源 ── 総合考察

問い:フィリピンはなぜ、資源に恵まれているのに、資源で豊かになっていないのか。 この問いに対する本考察の答えは、「恵まれているという前提そのものが半分は神話であ…

鉱業とニッケル

フィリピンは世界第2位のニッケル鉱石生産国であり、世界最大の「未加工ニッケル鉱石の輸出国」である。 しかし鉱業のGDP寄与は 1%未満(2024年 0.51%/…

金の埋蔵量と鉱床

この分野は「数字が一人歩きしている」典型例である。「フィリピンは世界第2位の金埋蔵国」という主張は、公的統計のどれとも整合しない。 フィリピンは USGS の金…

主要金鉱山と生産

0. 最初に:3つの「量」を混同しない フィリピンの金を語る記事の大半は、以下を区別せずに使っている。ここを外すと全部が誤読になる。 用語 定義 誰が出すか フ…

金の制度・税制・BSP

フィリピンの金をめぐる論点は「地質」ではなく「制度」である。 誰が採掘権を持てるか(鉱業法)、政府がいくら取るか(財政制度)、産出した金をどこに売るか(BSP買…

金と投資・日本企業

フィリピンの金鉱業は「産出量は減っているのに金額は激増している」という異常な状態にある。2026年1〜3月の金の生産量は前年同期比 −24.7%(5,850kg…

小規模金採掘と水銀問題

フィリピンの金は、その大半が「統計に現れない場所」で掘られている。 小規模金採掘(ASGM: Artisanal and SmallScale Gold Min…

フィリピンの銅とその他の金属資源 ── 銅・クロム鉄鉱・鉄・マンガン・亜鉛鉛・モリブデン・コバルト

0. 3行サマリー フィリピンは「銅埋蔵量世界第4位」と語られることが多いが、鉱山生産量では世界28位(2023年、BGS)にすぎない。主張の根拠になっている「…

フィリピンのレアアースと戦略鉱物 ── 期待と実態、EO 122 以後の枠組み

フィリピンは「ニッケル大国」であるが「レアアース(希土類, rare earth elements / REE)大国」ではない。この2つは頻繁に混同される。本稿…

フィリピンの非金属鉱物と骨材 ── 石灰石・セメント・砂利・海砂・大理石

0. 最初に読む3分サマリー フィリピンの鉱業というとニッケル・金・銅の話になりがちだが、実際に国内経済・地方政治・汚職構造に最も深く食い込んでいるのは非金属鉱…